あかり賞
東京都立葛西工業高等学校
 日々、刻々と変化し”変化すること”が”変わらないこと”となっている東京では、”変わらないこと”は奇妙なことである。今回は、そんな奇妙なことを探してみることにした。
  生まれや育ちによっても異なると思うが、撮影した写真が東京の今の風景だと言われると違和感を感じる人も多いと思う。
  十数年前まで当たり前であった景色が、時というスパイスを加えることで、都市の中に異空間を構成し、あたかも異世界に迷い込むような気分にさせられるのは私だけだろうか?そこには、少量の寂しさと懐かしさが入り混じり、見慣れた景色とは違う一種の”新しさ”までも見る人に与えてくれるような気がする。
  常に新しいことを求め、変化を推し進めることは確かに間違ったことではないと思うが、"変わらないこと"が”変わったこと”に見えてしまうことに気がついている人は少ないのかもしれない。あなたもこの異次元の扉をあけてみませんか?
『過去と現在』
辻佐友里
『老舗寿司』
石井裕也
『横丁の消火器』
木内聖児
『1/5000の一瞬』
佐野慎聡
『緑良き家屋』
染井悠一郎