特別賞(古材ねっと賞)
香川県立丸亀高等技術学校
 ええとこまんとこ善通寺

 真言宗宗祖、弘法大師空海が、ここ善通寺市で総本山善通寺設立の斧始めを行った年から一二〇〇年の年月をへて、一二〇〇年祭がとり行われました。その一二〇〇年の間に、人や文化、生活環境の中で、今現在明治大正に建てられている建築物が、どのような形で善通寺の人達にいきづいているかを、窓をテーマの一つとして取りくみ、一日の流れという形で調査を行いました。
・朝食と 共に感じる 新鮮さ
 善通寺山の南門にある喫茶店、伝統ある建築物と共に生きてきた存在感あふれる建物。
・赤ちゃん手にしたカタパン はなさない
 お年よりから若い人にまで愛され続けるカタパン。赤ちゃんには少しカタイいかな?
・午後3時 気になるあの子は うわの空
 午後3時、決まってあの子は腰をかけ、手すりに体をあずけてゆっくりと、カタパンを買い、ほおばる人を眺めていた。
・一日の お疲れ自分に ごほうびだ
 一日の仕事が終わり、お父さん達が自分のごほうびに酒を買っていく。「今日も一日おつかれさん」
・湯気かおる 愛されている 風呂屋さん
 昔の町並の中で、昔からあるみんなに愛されてきたお風呂屋さん。仕事を終えた人々が、語らいの場として利用しているのであろう温もりを感じる場所。
 古い建築、窓というものは、生活感を感じさせてくれます。その撮影を行う中、私たちは郷土館で古の文化と建築の歴史を調べ、香色山では展望台へ登り、善通寺一帯の町並みを眺めました。五重塔では中へ入り、現代の技術を繋いできた知識にふれました。
 善通寺市の伝統、文化にふれ、これからの時代も、その町で残しておいて欲しいと願っています。

                                   

『朝はアンティークが並ぶおしゃれな喫茶店』

『夕方はふうかくのある酒屋』

『にかやの窓から見える気になるあの子』

『昼は一世紀を越えても愛されているおかし屋さん』

『夜はゆげと石けんの香りがもれる窓』