第九回民家の甲子園 日本大学賞 愛知県立半田工業高等学校

愛知県立半田工業高等学校 PR

 

  私たちは「色」というテーマを表現するために、果物農家の撮影に挑戦しました。撮影地に選んだのは「筆柿」の生産量が日本一の愛知県幸田町です。

 私たちは、筆柿農家の平岩家を訪問し、筆柿について教えていただきました。「筆柿」は糖度が高く独特な風味を持つこと。形が筆の穂先に似ていることから「筆柿」と呼ばれること。他の柿より収穫が早いこと。徳川家康も幸田町の筆柿を食べたことがあることなどです。

 

1.四月末の幸田町です。里山は柿の新芽で黄緑一色になり、隣の畑では耕運機が活躍しています。

 

2.訪問した平岩家の庭にある樹齢百年を超す「次郎柿」です。撮影をしていて、自分が小学生の頃、庭の柿の木に登って柿をとって食べたことを思い出し、懐かしい感じがしました。ただし、筆柿農家の平岩家にとってこの木は観賞用です。

 

 そこで、「木守」という言葉を教えていただきました。筆柿を収穫のとき、木のてっぺんに実を残すおまじないのことです。実を残すことによって来年もまた収穫できるようにと柿の木にお願いするのです。

 

3.訪問した日は暖かく、日差しが強い日でした。歩いていると、「筆柿」の吊し柿を見つけました。木に実る色とはずいぶん違います。色の変化が味の変化。甘みがどんどん強くなります。うまそー。

 

4. 幸田町はみかんの栽培も盛んです。収穫をするその手の早さにびっくりしました。出荷は年に三十トン。毎日大変です。

 

5.柿やみかんの収穫の一番の楽しみは「仲間とのおしゃべりだネ」と言っていました。

 本当に楽しそうにおしゃべりをする元気なおばさんたちに圧倒されました。ほおかむりをしたおじいさんは八十代だそうです。

 幸田町の里山の景色は自然色がいっぱい。自然色は安心できます。大切にしたいです。