第九回民家の甲子園 松尾芭蕉賞 熊本県立菊池高等学校

熊本県立菊池高等学校 PR

 

1 「彩り短冊」

古いおうちの中。格子戸の外をふと眺めると、そこは見慣れた場所ではありませんでした。格子戸が外の景色を七夕飾りの短冊のように色鮮やかに切り取っており、そこ一帯を和の世界へと変えていました。日常的な風景を日本古来の物、格子戸を通して見る。そうすることで、日本人の和の心に気付かされました。

 

2 「刻まれた記憶」

木というものは不思議なことに、時が経っていくほどに色に深みが出てきます。「木のぬくもり」などとよくいわれますが、まさにその通りで、木材のかもし出す雰囲気は我々を温かく包み込んでくれるようです。この写真を通して、たくさんの人たちに「木々のぬくもり」というものを改めて知ってほしいと私たちは思います。

 

 3 「見慣れた風景」

晴れた日も雨の日も、たくさんの人が朝早くから夜 遅くまで通る道。この通りは、古き時代からの遺産を 多く受け継いだ家々に囲まれています。つい忘れがちなるそういった歴史に思いを馳せる瞬間を大切にしていきたいと思いました。この昔の家々の前を一本の傘を分け合って楽しそうに話しながら帰っている彼女たちは、このことに気付いているのでしょうか。

 

 4 「未来へ」

元気よく子どもたちが走っていきます。その後ろ姿から未来への希望や夢が伝わってくるようで、思わずシャッターを押しました。これから、彼らは大きく成長していくでしょう。そして、私たちの故郷を支えてくれる強い存在になってくれると思います。子どもたちが作っていく明るい未来が感じられました。

 

 5 「おばあちゃんの想い」

  庭に面した縁側は、おばあちゃんの指定席です。長い年月をこの家と共に過ごしてきたおばあちゃんは、民家の良い所、自然のそばで暮らす素晴らしさをよく知っています。その素晴らしさを子どもたちに伝え残していくこと、さらに、この家と共に、子どもたちの将来をあたたかく見守っていくことが、おばあちゃんの生き甲斐なのです。