第九回民家の甲子園 武藤坊弁慶賞 香川県立多度津高等学校

香川県立多度津高等学校 PR

 

たどつ色~小学生と歴史の町並み

 

●たどつ色の町…多度津高校写真部は多度津町の依頼をうけて、昨年一年間、町の広報誌の表紙を担当しました。毎月毎月行事を追いかけて、町のあちこちを撮影に行きました。寒中水泳、ひな祭り、初夏の離島航路、夏祭りの踊り連、高見島の運動会、佐柳島の秋祭り、干支のうさぎと新年のご挨拶…色々な人、色々な暮らし、色々な行事を撮りながら多度津の町の良さを再発見した、あっという間の一年間でした。

○多度津高校と道向かいの多度津小学校とは、出前授業などで小高連携をしています。今年の民家の甲子園は、小学生たちの通学風景と多度津の町並みをテーマにしました。

 

●『走るところぶぞぉ』と、一つ目の蔵…江戸時代から瀬戸内海の交通の要所として栄え、各地から人や物が集まった多度津の町には、たくさんの蔵が残っています。どっしり構えて町の繁栄の時代を見てきた蔵の前を、今は小学生たちが毎朝元気に通学しています。そんな光景に、多度津の町の歴史を感じます。

 

●『おーい、おはよう』と、のっぽの給水塔…四国鉄道発祥の地である多度津の町には鉄道施設が数多く残っています。多度津駅の構内食堂は築大正二年の鉄道倉庫だった建物です。ずいぶん昔に役目を終えた蒸気機関車の給水塔が、毎朝足元を通る小学生を屋根の上から見守っているようです。

 

●『きょうもみんな元気かい』と、格子窓の町屋…港からこんぴらさんに続く旧街道沿いには、薬屋、呉服屋、材木屋、旅館など、格子窓や虫籠(むしこ)窓のある町屋がいくつも残っています。道幅が狭いので通る車も少ない旧道は、小学生たちが毎朝元気に歩く通学路になっています。

 

●『みんな仲良くね』と、かわいい洋館…今は住宅ですが、もとは町の実業家たちの社交場だった建物です。暖炉がある部屋にはビリヤード台が置かれていました。当時のマントルピースが今も残っています。小学生たちは「トトロの家」とよんでいます。

○歴史を感じる町並みの中に、いつまでも小学生たちの元気な声が聞こえる、多度津の町であってほしいです。