第二回民家の甲子園 JMRA四国賞 香川県立多度津高等学校

香川県立多度津高等学校 PR文

 

『高見島ノスタルジー』 

 島・・・多度津の沖7kmに位置する小島=高見島は全島が山です。島の南東側の30近い急斜面に張り付くように、江戸時代の景観が残る「浦集落」があります。

 人々・・・最盛期には1400人以上だったという人口も今は100人少し。「島に住んでいるのは2、300人くらい・・・お年寄りがほとんどですよ。」高見島の駐在さんのお話です。

 石垣・・・島の人々が営々と自力で積み上げてきた自然石を乱積した石垣には温かみを感じます。自然石の凹凸や石面は見る場所や天気でその表情を変えるので見飽きません。

 坂道・・・海岸から集落へ登る道は急傾斜でほとんどが石段です。民家が軒を連ね、人ひとりが通れるほどの路地が縦横に家々の間を縫っています。

 民家・・・海運で栄えた財力と、かつては全戸数の半数が大工職だったという高見島。小島でありながら優れた建物が残っている理由です。高等線に沿った巾1mほどの幹線道路を、山側は切り立つ石垣を見上げ、海側は家々の屋根を見下ろしながら歩きます。本瓦葺の屋根、白壁と焼板壁、煙抜きや天窓、屋根の形や三角形の破風の重なりが進むごとに変化して・・・家並みが途切れると、遠くには瀬戸大橋を望めました。