高松市立高松第一高等学校 PR文
私達、高松第一高等学校Bチームは小豆島の土庄町にある古い民家や町並みの様子を撮影してきました。
小豆島(しょうどしま)は、香川県高松市沖合にある瀬戸内海最大の島です。
小豆島と周囲の小島で小豆郡を形成し、小豆島町、土庄町の二町からなります。
小豆島は良質の塩の産地で、地中海地方によく似た温暖な気候風土であったため、昔から醤油が作られていました。他にも特産物として、オリーブ、そうめん、佃煮などがあります。
私達は、土庄町の大部(おうべ)で現在の落ち着いた風景を、いろいろなアングルから写真に収めました。
一枚目は、醤油屋さんの醸造所の軒先です。この中で、醤油が作られています。古くから伝統の技術が、そのまま現代に受け継がれています。
二枚目は、ここは、出来上がった醤油が保存されている場所です。丹精込めて作られたとってもおいしい醤油がここにあります。一度小豆島の醤油を使うとはまること間違いなしです!
三枚目は、小豆島に夏になると上陸する台風は、普段の雰囲気と違う激しい風と雨をもたらします。この赤レンガ塀はそのような台風の時には激しい風から家を守ると同時に、太陽の下では鮮やかな赤色で私たちを楽しませてくれます。
四枚目は、澄み渡った青空と爽やかな緑の樹が瓦の黒を引き立てています。前に堂々と構えられた瓦の姿は平和な風景を引き締めているように思います。その瓦の起状はまるで小豆島の穏やかな海の波のようです。
最後は、太陽の光が木々や草花、畑に降り注ぐ休日の昼の写真です。とある民家の通りを一人のおばあちゃんが歩いていました。「ええところやろ。ここ。」そう話しかけてくれたおばあちゃんはゆっくりゆっくり自分の家路をたどっていきました。
私達はこの写真撮影を通じて、近代的である高松と少ししか離れていない場所でこんなにもゆっくりと時間がすすむ場所があるのだなぁ、と感心しました。