第五回民家の甲子園 特別賞 愛媛県立宇和聾学校

愛媛県立宇和聾学校 PR文

 

僕たちは、愛媛県西予市宇和町にある宇和聾学校です。高校生六人と少人数ですが、いつも明るく楽しく元気な仲間です。

宇和町は「歴史の町」・「文化の町」と呼ばれています。学校のすぐ近くには、医学・蘭学で有名な二宮敬作の住居跡や、高野長英の隠れ家、西日本最古の疑洋風建築の「開明学校」や「申議堂」・「民具館」「米博物館」など昔の建物・造り酒屋・古民家が数多く並んでおり、とてもレトロな雰囲気の町です。今年も登下校の時に毎日目にする古民家を、高等部みんなで放課後や昼休みなどを使って撮影し、僕たちなりの表現方法で撮影してみました。

本校付近の文化元年~江戸時代後期・明治初期の家には、「持送り」・「梁」・「広い土間」・「うだつ」・「はじとみ」・「白壁」など先人たちの千恵が盛り込まれています。今回のテーマである「屋根」については、正直あまり目を向けていませんでしたが、よく見ると、苔が付いていたり、瓦が欠けていたり、傾いていたり、様々な姿が見うけられました。その歴史の深さと重みを肌で感じることができました。

昨年初めて参加させて頂き、更に僕たち高等部の仲間の絆が深まり、民家についての意識も深まりました。また、地元で有名な古民家のギャラリーで、地元の方たちの前で「街かど賞」をいただいた時の発表をすることもできました。今後何年経っても我が町の「誇り」である民家をみんなで守っていこうと、地元の方々とのふれあいも深まり、地元に対する感謝の気持ちも生まれてきました。

この歴史的背景を多く残すこの宇和町を愛し、今も昔も、鳥たちが安心して留まれる屋根をずっとずっと残していきたい。

第五回民家の甲子園 特別賞 専門学校禅林学園

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    不思議な家

細い道を抜けた所にある珍しい形の屋根の家は、見れば見るほど不思議です。遠くからは、屋根の色が濃い紅色に見えたのに、近くで見ると、紅色が綺麗に弾けます。壁のペンキも剥がれた木の地肌とクリーム色の入口の微妙なコントラストも不思議です。

家の奥には秘密基地があってそこで子供たちが仲良く遊んでいたそうな感じがしてくる。そんな想像を掻き立ててくれる雰囲気の家でした。

 

    発酵臭の染み込んだ壁

香川県三豊市の酒蔵を撮りました。大規模工場ではないので一見普通の民家に見えます。ここで、長い間地酒を作り続けています。とても少ない窓には、その独特の発酵臭が、家中に充満し、生活そのものが酒造りという趣があります。

 

    『高』って?

ガラス窓が多く立派なこの民家は、今でこそ、壁も少し剥がれていて、屋根も少しずれて、古そうに見えます。が、その昔は何かを作って繁栄していたのかな?そんな想像を思い起こさせる民家です。

何かの屋号でしょうか?二階に書いてある『高』という文字が気になりました。

 

    守るべき家

私の実家(山形県米沢市)近くの民家です。学校や遊びに行く時によくこの家の前を通りました。通るたびに歴史を感じますが、今にも壊れそうでいつもハラハラします。私が生まれるずっと以前から建てられこの町を見守ってきました。これからもずっと立っていて欲しいと思っています。見るたびに懐かしく思い出に浸っていられるように…

 

    これも屋根

上にいれば床だけれど下へいけば小さなものたちの屋根になっていて、いろんな役割を担っています。猫も日向ぼっこしながら、お昼寝をしていそうな感じ…。

こんな、誰もがみんなが気持よく過ごせそうなこんな家に住んでみたいと思います。

第五回民家の甲子園 特別賞 愛媛県立川之石高等学校

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街角スケッチ

                                                      

後世に伝えたいものと言うと、文化財的なものをすぐに思い浮かべる。こうしたものも大切だが、普段見慣れている中にも目を向ければ、身近にありすぎて見過ごしているものがたくさんあります。そんな光景を注意深く見ていると感動的に見えてくるものもあります。そこで私たちは足の向くまま、ぶらり歩いていました。そこでふと立ち寄った浜辺の一軒家・・・・。そこにはトタン屋根にもたれ、しばし休息している若者2人の姿が飛び込んできました。その2人の仕草がおもしろく私たちは無意識のうちにシャッターを切っていました。更に足を進めると1枚のカーブミラーに出逢いました。よく見るとフレームなどには木材が使用され、木の暖かみと、ミラーに映ったおばさんの微笑んだ表情、それが印象的で、鏡越しにシャッターを切りました。

 次の写真は本校で撮影した1枚です。雨が降り出した時、何気なくトマトに傘を差し掛ける生徒を見かけました。嫌な事件や事故のニュースが多い今の世の中。作物に愛情を注ぎ、思いやりの屋根をかけている生徒の何気ない仕草に、忘れかけていた他人を思いやる気持ちを呼び起こしてくれました。そうして私はシャッターを切っていました。

 最後の1枚は、家族で行った松山で撮った写真です。近代的なビルが建ち並ぶ町中の一角に、昔ながらの瓦屋根の八百屋がありました。「へぇー!街中にも、まだこんな家が残っているんだ。」家は戦前に建てられたものでしたが、愛着があり、そのままのたたずまいで今でも商売を続けているそうです。私たちは、その店主の頑張りと、瓦屋根の建物に感動を感じ、シャッターを切りました。

 今回の撮影をとおして、文化財だけでなく私たちの身近のところにも、後世に残したい建物や人の温かさを感じました。こうした私たちの活動は小さなものです。小さくとも一つ一つ積み上げていけば波紋が広がるように大きくなっていけばと思います。

 

第五回民家の甲子園 特別賞 群馬県立吉井高等学校

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私たちは、「家の屋根」ということでそれぞれの街中にある民家などを撮りました。

屋根の写真は、群馬県伊勢崎市にある江戸時代の名主の住宅を利用した、「相川考古館」の屋根です。屋根の上には植物が自生していて、時代を感じさせる瓦だと思い撮影しました。とても大きな瓦なので、その雰囲気を感じ取ってもらえるようにカメラにおさめようと自分なりにがんばってみました。

ほかの写真4枚は、群馬県妙義町の路地に入るとある民家です。

1つめは,消防分署の写真です。ここは、地域の消防員の人達が火事がおこったらここから出動します。中には消防車が1台とまっていて、年末になると地域の人が夜中に乗って見回りをします。レトロな感じが好きなので写真を出品しました。

 2つめは、地域の写真です。川沿いには田んぼがあって、奥に民家がたくさん並んでいます。古い家もあれば最近の新しい家が並んでいるので新旧の家の歴史を感じたので、撮影しました。

 3つめは、学校から帰るときに見つけた昔は住んでいたと思われる家です。私が考えるに今は物置っぽいです。なぜかというと扉が開いているのを見たことがないからです。家の中の様子がとても気になりながらこの写真を撮りました。

 4つめの写真も帰り道に見つけた写真です。私は、この家の屋根が好きです。1ヶ所の屋根はきれいに並んでいるのに、もう1ヶ所の屋根は少し壊れているところが古めかしさを感じていいと思いました。昔からある民家で少し大きい家なので昔はこの地域で名のある人が住んでいたのかな、と思いました。今後も、壊さずにいてもらいたいなと思いました。

以上が5点の写真の説明と出品理由です。写真を撮影しながら、改めて地域の歴史的な建造物に触れ合うことができました。

これからも色々な歴史的建造物の写真を撮影してみたいと思います。