第十三回民家の甲子園 街かど賞(高知県高知市長賞)福島県立会津工業高等学校

「日常のあたたかみ」

現代に残された数少ないかやぶきの家を守っているおじいさんと出遇いました。お話を聞くと「かやぶきは一定の時期になると交換をしなければならないから大変だ」とのことです。それでも歴史あるかやぶきの家を守るのには、昔ながらの家族が住む家のあたたかみが感じられるからとのことでした。夕暮れの時間ご近所の方と何気なく世間話に花を咲かせているあたたかい日常が感じられます。


「老舗のたたずまい」

街中を散策していると、とてもおもむきのある下駄屋さんに出遇いました。中に入らせてもらうと、色とりどりのきれいな下駄が所狭しと並べられお店の中を鮮やかに彩っていました。おしとやかなお店のご主人のお話しによるとかなり古くからあるお店で代々受け継いできたそうです。ここでもおじいさんと出遇い、人のあたたかみを感じることができました。


「猫の通り道」

 路地裏を歩いていると、のら猫が出てきてこっちをじっと見つめて何かを訴えかけているようです。おそらくこの空き家らしき建物の主でしょう。のら猫との新たな出遇いは少々お邪魔だったようで


「見知らぬ歴史と出遇うための傷」

この柱の傷は戊辰戦争のときに維新志士がつけたとされる刀の傷だそうです。このような傷が家の門や柱などに無数にありました。ご主人のお話しによると、志士たちが刀の試し切りやいたずらで付けた傷だろうということです。歴史の中の戊辰戦争がこの傷により一気に見知らむ過去へといざなわれるようです。歴史上の事実に出遇うロマンを感じさせる場所でした。


「路地裏の記憶」

人通りの少ない蔵と古い家がある路地裏です。曲がりくねったその先にはまだ見ぬ景色と古い家並みが続いているはずです。それとも知らない誰かに出遇うのでしょうか。古い町並みとわたしたちの未来は限りなく広がっています。