第十五回民家の甲子園 民家大賞(文部科学大臣賞) 香川県立多度津高等学校

 

「多度津・合田邸のめくるめく時間(とき)の流れ

 

香川県立多度津高等学校

 

 

 

多度津高校写真部は、古民家の魅力を残そうと何度か訪れた場所があります。地域ではちょっと有名な屋敷で、四国の近代化に大きく貢献した合田さんの邸宅です。おばあちゃんが1人暮らししていましたが2年前に亡くなり、空き家が続いていました。

 

 大正から昭和にかけて建てられたこの邸宅は、高度な技術がつぎ込まれ、北原白秋ら文化人も多く訪れました。今回ご家族の協力もあり、この邸宅が復活し公開されるまでの取り組み、またこれからの活動の流れを写真にて伝えます。

 

 

 

「舞・オ・DOLL」

 

「えじぷとの間」で少女が喜びを表現しています。障子の格子越しに見える中庭との調和が心地よく、和の良さが垣間見られる空間です。

 

「みちくさ」

 

多度津町本通り。こんぴらさんへ向かう参拝客で賑わった街道ですが、現在は人通りも少なくなりました。しかし元気な小学生の声は毎日響いています。今日はどんな会話をしているのでしょうか。

 

「星降る館」

 

合田邸の夜は静けさで包まれます。しかし、カメラの力を借りると時間の流れが幻想的に感じる場となり、いつまでも眺めたい光景が浮かび上がりました。

 

「門出」

 

これからの活用方法を考える中、1組のカップルから前写しの申し出がありました。現代にはないレトロモダンなデザインが2人を引き立てます。

 

「ばんざ~い。」

 

離れの清掃が終了した時の集合写真です。次の公開に向けて仲間とともに共有した時間は、かけがえのないものでした。写真に写る皆の笑顔がそれを物語ります。

 

 

 

私たちが2年前からスタートしている「たどつ街灯りプロジェクト」は今年度もここを舞台に活動しています。ステンドグラスや行灯などを現代風にアレンジし、新しい時代の流れを吹き込んでいます。

 

合田邸の歩んできた路、そしてこれからの路へ…。街づくりや古民家との共存を地域の方々と共に守り、喜びを分かち合いたいと思います。