第十回民家の甲子園 特別賞 大分県立竹田高等学校

大分県立竹田高等学校 PR

                 

諸行無常。変わらないものなどない。それに抗うのが僕たち、人であり、その為にあるのが『力』ではないだろうか。そこに残し続けようと、無常に挑む『力』。残す『力』と残り続ける『力』。竹田は今年で生誕400年を迎える。

 

『繋ぐ』

竹田市に今なお残る行事。「大名行列」

足軽から大名までそれぞれ役を当てられ、子どもから大人関わらず甲冑を身に着け町を練り歩くお祭りだ。

歩くだけなのだが、それだけで昔を伝え残すことができる。

残すことは継続…止めずに未来へ繋ぐことなのである。

 

此方より彼方へ』

この石段を上ると今は無き岡城の跡地がある。

たとえ城は消えてもそこに残り続ける石段。

400年を迎え、なお残り続けるのは人々が残したいと願うからか。

それとも、石段が主を待ち続け残り続けようとしているからなのか…

 

『ここから』

竹田が誇る水源「入田」。

昔より人々の暮らしを支えてきた場所であり、大切に残してきた場所である。

水は命の源であり、水が無ければ人は生きていけない。

水のお陰で僕らは今を生き「残って」いるのだ。

 

『流れる先に』

水源から川を流れ辿り着くのがこの滝である。

隣町にあるのだが、地元では「東洋のナイアガラ」と呼ばれており、春にはチューリップフェスタと題し、色とりどりの花が咲き乱れる。

絶え間なく流れる水はこれからも滝としてここを賑わせ続けるのだろう。

 

『そして町へ』

町を巡り、城下町へ戻ってきた。

城下町400年と言えど、すべてが古いわけではない。

時代に合わせて様々なものを取り入れ、発展していった。

伝統ある蔵や白壁と共に電線もあれば車もある。

それでも違和感を感じないのは失ってはいけないものをわかっているからではないだろうか。

 

だからこそ、この竹田は…竹田高校の校区は今なお、町の魅力を失わず残し続けているのだろう。