第四回民家の甲子園 暦賞 徳島県立徳島工業高等学校

 徳島県立徳島工業高等学校 PR文

 

メンバーを一人入れ替えて、今年こそは民家大賞をねらっている、徳工生徒会のかしまし娘です。

古い民家の残っている、徳島県西部の三好市に行ってきました。池田町は江戸時代より刻みタバコ販売で栄え、文化や富が蓄えられ、脇町とともに豪壮なうだつの上がった民家が、当時の繁栄の様子を偲ばせている所です。

 写真撮影は、家の方の了解をいただきました。

 

「ふたつの開いた窓」

民家の前に立つと、私はその歴史や重みで圧倒されて萎縮してしまいます。しかし、この家は私の抱いている、父親のイメージと重なります。閉じた窓は内側を守る頑丈さが感じられ、開いた窓は内部の部屋に優しい光を導いてくれています。まさに父親の姿だと思うのは私だけではないでしょう。

 

「二階のガラス窓から」

古い建物なので窓のガラスがすべて違っていて不揃いで、時代を感じさせられます。また、長い時間の中を耐えてきて出来た雨の跡や汚れは、この建物の勲章だと思います。白かっただろう壁も、水の跡や、ひび割れが残り、人間でいうシワのようです。

 

「今のたばこ屋と昔の“こばた”屋さん」

左書きのたばこの字を見ていると、その時代に行ってしまいそうになりました。あの小さな窓からたばこ屋のおばちゃんが人は子ずつ手渡ししてくれる、景色がめにうかんでくるようです。隣の自販機に比べると左書きの文字がぬくもりを感じさせ、写真を写しました。

 

「おばあちゃん」

これは、思わずシャッターを押した写真です。格子の隙間から見える、小さなおばあちゃんの後姿に惹かれました。椅子に腰掛けて、通りを眺めている姿は、昔のにぎやかだった時を思い出しているようでした。

 

「煤けた壁と格子窓」

何気なく見上げた目の先に、煤けた黒い壁と格子窓、ずしりとした重みのある民家でした。何分か立ち止まり眺めていました。

友達が先に行くのも忘れシャッターを押していました。