第四回民家の甲子園 町並み賞 愛知県立半田工業高等学校

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『築500年の茅葺き民家発見』

 私たち写真部は、「古い茅葺き民家」を調査研究してきました。昨年八月に発見した民家は、愛知県ではまだ文化財に指定されていません。第二十二代目を受け継ぐお孫さんとお婆さんを取材しました。

 

一、【築500年の茅葺き民家発見】 発見した民家は、愛知県豊 田市の山   中にある築500年鳥居建変形のお屋敷です。この建物 は室町時代、永正年代頃に建てられた長い歴史の中で様々な災害 や問題に直面し改修や補強をしながら今も住み継いでいます。

 

二、【先人の工夫】 この屋敷は窓が多く自然の光を利用する工夫 がなされています。それは窓を多く、縁側を作って夏は風通しを 冬は二重の戸で暖かくするなどいろいろな工夫がなされています。

 

三、【日常の中にあった掃除の風景】 今の家では見られないほう き草で編んだものは「江戸ほうき」と呼んだ。はく、ふく、磨く が暮らしの基本でした。時代はいつから懐かしいものになったのか。

 

四、【不気味な窓】 この屋敷には、お婆さん一人で暮らし、孫達 はすぐ前の一軒家に住んでいます。この民家の暮らしで困ってい る事をお孫さんに聞くと「時々こっちの家に泊まったりするんだ けど、山の夜は本当に暗くなって夜中にトイレに行くのが怖いん ですよ」と話してくれました。

 

五、【跡継ぎ】 この家を受け継ぐ問題は、生活のしづらさ、老朽 化での補修、維持するための諸費用などの負担が大きいこと。孫 達にそんな苦労を背負わせたくないというお婆さんに対し、孫達 は「この民家を気に入っているから受け継いで残していきたい」 と笑顔で言ってくれました。